第10世代以降の Intel プロセッサを搭載した PC で, UE4 によって作られたゲームが起動しないとき

イベントビューアーを確認して

例外コード: 0xc0000005

障害オフセット: 0x0000000000019d63

となっていたなら,

環境変数名: OPENSSL_ia32cap

値: ~0x20000000

このように設定すれば起動するようになることがある.

特定のバージョンの UE4 で静的にリンクされている OpenSSL に存在するバグが原因らしい.[1]

[1]https://steamcommunity.com/app/813630/discussions/0/2449343663462327665/?ctp=3#c2971776551535584364

PC 組み立てた記

組み立てたのは去年の11月なんですけどね. 今更ですが講評しようと思います.

構成

構成は以下の通り.

では, 講評しようと思います.

講評

CPU

KF ではなく K を選んだのは QSV が使いたかったから.

空冷で冷やせるのはこれがギリギリだと思う.

ASRock マザボのデフォルト設定では電圧盛りすぎで発熱がエグいため, ある程度低電圧化するといい感じ.

P-Core 5.3 GHz, E-Core 4.3 GHz にオーバークロックして使ってる.

CPUクーラー

皆さんご存知コスパ最強クーラー.

180 W 程度までなら冷やしきれる.

グリスにはアイネックスのナノカーボングリスを使った.

GPU

中古品です. ショップの保証付きで4.7万円だったのでいいと思う.

分解歴はなかったけど, 自分で分解してグリスを塗り替えた.

購入するサーマルパッドの厚さを間違えたので, 本来はサーマルパッドを用いる VRAM や 電源回路をグリスで熱伝導させてある.

きっとそのうちサーマルパッドを買って貼り直す.

M/B

Z690 チップセットマザーで最安値だった.

デフォルト設定の電圧盛りすぎということ以外に不満はない.

RAM

組み立て当初は CFD Standard の 16 GB * 2 を使っていた.

このメモリが問題で, 自称 JEDEC 準拠のネイティブメモリなのだが, なんと 3200 MHz で POST しない.

メーカーの互換性確認済みリストに無いものを選んだ自分が悪いのだけど, まさか今の時代にネイティブメモリで相性問題が発生するとは思っていなかった.

2666 MHz で安定している.

しばらくして, ローカルで大きめの言語モデルを動かしたいという欲が出てきたので, メモリを買い足すことにした.

反省を活かして, メーカーの互換性確認済みリストにある上に, 信頼の置ける Crucial 製メモリを買うことにした.

こちらはすんなりと動いたし, Memtest もパスした. さす Micron.

96 GB の RAM は心の余裕を生む.

最近は使用量が 32 GB を超えることも多いので増やして本当に良かった (VRAMも増やせればいいのに).

SSD

SSD はファブを持っているメーカー以外からは買わないようにしている.

2 TB の Exceria G2 に Windows を, 512 GB の Exceria G2 に Linux Mint をインストールしてデュアルブートにしている.

660p はノートにデフォルトで搭載されていたけど, 買った当日に換装したので余っていたものを使いまわしただけ.

QLC 故に書き込み性能が終わっているので, ゲーム専用ディスクにしている.

HDD

選定理由は宗教と CMR 方式を採用しているから.

IntelliPark を無効化して長寿命化を狙っている.

PSU

電源容量は CPU の TDPGPUTDP の合計の 2 倍という説が蔓延っているけど, 絶対過剰だと思う.

CPU と GPU が同時にフルロードすることなんて滅多にないので.

ケース

選定理由は値段.

Zalman T8 のほうが安いけど, そちらはエアフローが良くないらしいのでこっちにした.

サイドのアクリルパネルに開いている取り付け用の穴の位置が少々ズレていたけど, 安いので妥協.

フロント USB ポートは 4 つあるけど, あまり電流を供給できないので, 無線ドングル (Wi-Fi, BT, Unifying) とヘッドセットで埋めている.

フロントのメッシュに吸気方向でファンを増設してある.

モニタ

VA パネルで 165 Hz.

思ったより色は綺麗で視野角も広かったので満足.

モニターアームが欲しい.

OS

Windows の Home エディションって意外と縛りがあって不便なので Pro にした.

Linux Mint は見た目が好き.

最近は WSL で事足りることも多いけど, やっぱり Linux はよい.

おわりに

グラボ欲しい.

謎の AI 半導体メーカーは VRAM をケチるな.

CLionは必須ASLRが有効だと起動しない (ので対処法)

設定 -> プライバシーとセキュリティ -> アプリとブラウザーの制御 -> Exploit protection の設定 -> プログラム設定

のように辿っていき, "プログラムを追加してカスタマイズ", "プログラムの名前で追加"を選ぶ.

clion64.exe と入力し"イメージのランダム化を強制する(必須 ASLR)"の欄の"システム設定を上書きする"チェックボックスにチェックを入れ, トグルスイッチをオフにする.

Windows Subsystem for Androidでアズレンを動かす手順(備忘録)

TL;DR

Aurora Storeを導入し,Aurora Storeからアズレンをインストールする.

Windows Subsystem for Androidの有効化

Microsoft Storeから"Amazonアプリストア"をインストールする.

検索してインストールするだけなので簡単.

しかし残念ながらこのAmazonアプリストアにはアズレンがない......

次の作業のために"Android™用Windowsサブシステム設定"を開き,開発者モードをオンにする.

Aurora Storeを導入する

このサイトからAurora Storeのapkをダウンロードする.

Aurora StoreのapkをダウンロードしたらWSA-pacmanを使ってをインストールしていく.(adbを使うならWSA-pacmanは不要.)

WSA-pacmanここからダウンロードする.(installerかportableかは好きな方を選ぶといい.)

WSA-pacmanを導入すればapkをダブルクリックするだけでインストールができる.

Aurora Storeをインストールしたら起動して初期設定を済ませよう.

インストーラの設定はデフォルトの"Session Installer"でいい.

また,ログインするか匿名で使うかを選べるが,特別な事情がないなら匿名にしたほうがいい.

アズレンをインストールする

Aurora Storeを開き,アズレンを検索しインストールする.

おわり.

メモ:xbindkeysでSuperやCtrl+Alt+Upをマウスサイドボタンに割り当てるには発動条件にReleaseが必要

タイトル通り.

マウスのサイドボタンにSuperキーとワークスペースリスト表示を割り当てようとしていたけど何故か動作しなかった.

ホイールチルトに左右のワークスペースへの移動を割り当てるのはできていたので悩んだ.

いろいろと調べた結果,サイドボタンにSuperなどを割り当てる際には発動条件にReleaseを追加するといいとわかった.

Releaseを追加するとボタンが押された時点ではなくて,離された時点でコマンドが実行されるようになる.

最終的に.xbindkeysrcはこんな感じになった.

"xdotool key Ctrl+Alt+Left"
   b:6

"xdotool key Ctrl+Alt+Right"
   b:7

"xdotool key Ctrl+Alt+Up"
   Release + b:8

"xdotool key Super"
   Release + b:9

ちなみにホイールチルトにCtrl+Alt+UpやSuperを割り当てるにはReleaseは必要なかったし,サイドボタンにCtrl+Alt+LeftやCtrl+Alt+Rightを割り当てるのにもReleaseは必要なかった.

サイドボタンに一部の動作を割り当てるときにだけReleaseが必要になるっぽい.

Aslain's Modpack(WoT)の設定

_Aslains_Installer_Options.inf というファイルにインストール構成が保存されているらしいのでここに晒しておきます. (時々更新します.2021/09/23更新.)

pastebin.pl

あとこれを使うといいかも?

(よく調べていないのでいらないかも知れない.)

自己責任で使ってください.

aslain.com