PC 組み立てた記

組み立てたのは去年の11月なんですけどね. 今更ですが講評しようと思います.

構成

構成は以下の通り.

では, 講評しようと思います.

講評

CPU

KF ではなく K を選んだのは QSV が使いたかったから.

空冷で冷やせるのはこれがギリギリだと思う.

ASRock マザボのデフォルト設定では電圧盛りすぎで発熱がエグいため, ある程度低電圧化するといい感じ.

P-Core 5.3 GHz, E-Core 4.3 GHz にオーバークロックして使ってる.

CPUクーラー

皆さんご存知コスパ最強クーラー.

180 W 程度までなら冷やしきれる.

グリスにはアイネックスのナノカーボングリスを使った.

GPU

中古品です. ショップの保証付きで4.7万円だったのでいいと思う.

分解歴はなかったけど, 自分で分解してグリスを塗り替えた.

購入するサーマルパッドの厚さを間違えたので, 本来はサーマルパッドを用いる VRAM や 電源回路をグリスで熱伝導させてある.

きっとそのうちサーマルパッドを買って貼り直す.

M/B

Z690 チップセットマザーで最安値だった.

デフォルト設定の電圧盛りすぎということ以外に不満はない.

RAM

組み立て当初は CFD Standard の 16 GB * 2 を使っていた.

このメモリが問題で, 自称 JEDEC 準拠のネイティブメモリなのだが, なんと 3200 MHz で POST しない.

メーカーの互換性確認済みリストに無いものを選んだ自分が悪いのだけど, まさか今の時代にネイティブメモリで相性問題が発生するとは思っていなかった.

2666 MHz で安定している.

しばらくして, ローカルで大きめの言語モデルを動かしたいという欲が出てきたので, メモリを買い足すことにした.

反省を活かして, メーカーの互換性確認済みリストにある上に, 信頼の置ける Crucial 製メモリを買うことにした.

こちらはすんなりと動いたし, Memtest もパスした. さす Micron.

96 GB の RAM は心の余裕を生む.

最近は使用量が 32 GB を超えることも多いので増やして本当に良かった (VRAMも増やせればいいのに).

SSD

SSD はファブを持っているメーカー以外からは買わないようにしている.

2 TB の Exceria G2 に Windows を, 512 GB の Exceria G2 に Linux Mint をインストールしてデュアルブートにしている.

660p はノートにデフォルトで搭載されていたけど, 買った当日に換装したので余っていたものを使いまわしただけ.

QLC 故に書き込み性能が終わっているので, ゲーム専用ディスクにしている.

HDD

選定理由は宗教と CMR 方式を採用しているから.

IntelliPark を無効化して長寿命化を狙っている.

PSU

電源容量は CPU の TDPGPUTDP の合計の 2 倍という説が蔓延っているけど, 絶対過剰だと思う.

CPU と GPU が同時にフルロードすることなんて滅多にないので.

ケース

選定理由は値段.

Zalman T8 のほうが安いけど, そちらはエアフローが良くないらしいのでこっちにした.

サイドのアクリルパネルに開いている取り付け用の穴の位置が少々ズレていたけど, 安いので妥協.

フロント USB ポートは 4 つあるけど, あまり電流を供給できないので, 無線ドングル (Wi-Fi, BT, Unifying) とヘッドセットで埋めている.

フロントのメッシュに吸気方向でファンを増設してある.

モニタ

VA パネルで 165 Hz.

思ったより色は綺麗で視野角も広かったので満足.

モニターアームが欲しい.

OS

Windows の Home エディションって意外と縛りがあって不便なので Pro にした.

Linux Mint は見た目が好き.

最近は WSL で事足りることも多いけど, やっぱり Linux はよい.

おわりに

グラボ欲しい.

謎の AI 半導体メーカーは VRAM をケチるな.